Z6II × Voigtländer|”伊賀上野城” 内覧と撮影記

歴史建造物・古い町並み

はじめに

2025年8月16日、三重県伊賀市にある「伊賀上野城」を訪れてきました。伊賀上野城は、戦国時代の名将・藤堂高虎が築いた名城として知られ、その美しい白亜の天守は「伊賀の小京都」と呼ばれる城下町のシンボルです。別名「白鳳城」とも呼ばれ、日本一ともいわれる高石垣(約30m)を誇る姿は圧巻。訪れる人々を歴史ロマンの世界へと誘います。

城の内部は資料館として公開されており、甲冑や刀剣、伊賀忍者ゆかりの展示などを通して、伊賀の歴史や文化を深く知ることができます。また、天守からは伊賀盆地を一望でき、晴れた日には雄大な景色を楽しめるのも魅力です。

今回は、そんな伊賀上野城を訪れ、写真とともにその魅力を記録しました。歴史好きの方はもちろん、のんびり散策を楽しみたい方にもおすすめのスポットです。ぜひ最後までご覧ください。

伊賀上野城 天守閣
・開館時間:9〜17時 (最終入館:16:45)
・休館日:12/29〜31
・入館料:
 ・個人: 大人:600円、 小人:300円
 ・団体: 大人:500円、 小人:250円

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使ったカメラとレンズ

・カメラ:ニコンZ6II
・レンズ:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、
     Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC、
     Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5
カメラのキタムラ
¥247,500 (2025/10/11 22:23時点 | 楽天市場調べ)

撮った写真

名古屋から車でゆっくり走ること約2時間、伊賀市内に到着しました。アクセスはとても簡単で、東名阪自動車道・中瀬インターチェンジから下道を走ってわずか10分ほど。移動に大きな負担もなく、昼から出発しても十分に楽しめる距離感です。気軽な日帰り旅行としてもぴったりのスポットだと感じました。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

伊賀といえば、やはり甲賀と並ぶ「忍者の里」。街中にも忍者を感じさせる要素があちこちに散りばめられています。そこで今回は、わが家の“くのいち”に登場してもらい、手裏剣の腕前を披露してもらいました。観光スポットとしての楽しさに加えて、忍者体験を通して笑顔が絶えないひとときになりました。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

こちらの建物は俳聖殿(はいせいでん)です。伊賀上野といえば、忍者と、「松尾芭蕉の生誕の地」として知られています。上野公園内にある、この八角形の木造建築は、芭蕉を祀るために昭和17年(1942年)に建てられたものです。独特の建築様式で、国の重要文化財に指定されています。何となく人の形に似ているのがわかりますでしょうか。これは、「笠をかぶり、旅装束をまとった芭蕉の姿」を模してある為です。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

伊賀上野城の天守閣です。正面にある石垣の上から全容をとらえました。お城の姿が、松の木の影にかくれてしまっているのは、ご愛嬌ということで受け入れてください。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

良好な保存状態で残されており、写真・フィルム好きとしてはシャッターを切らずにいられません。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

大きな岩を組み合わせて作られているのですが、その隙間を埋めるように小さな石が敷き詰められていますね。

NIKON Z6Ⅱ Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC

伊賀上野は、愛犬家にとってもうれしい街です。何と抱っこしていれば、ワンちゃんと一緒に天守閣に入ることができるのです。我が家も愛犬とずっと一緒にいられ、より一層楽しい時間を過ごすことができました。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

「高石垣」を上から見下ろした様子です。藤堂高虎が大坂の豊臣方と対峙するために気づいた、日本有数の高さを誇る石垣です。本丸内側の内堀に面して、高さ約30mになります。

伊賀上野城は雅称を「白鳳城」と言い、各層の屋根に多様ん破風を持つ壮麗な姿をしています。大天守・小天守の大きさは以下の通りです。

・大天守:三層三階、 高さ23m (天守台下から33.3m)
・小天守:二層二階、 高さ9.54m

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

いざ、天守閣へ。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しゃちほこですね。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

この日は真夏日でしたが、窓際に立つとすーっと風が通り、涼を感じることができます。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

上へと続く階段はとても急です。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

天守閣からん眺めです。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらも天守閣からの眺めです。

NIKON Z6Ⅱ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

我が家の愛犬です。天守閣まで一緒に来られるのはとても嬉しいポイントです。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

ウチのモデルさんもスマートフォンで街の様子を撮っていました。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

レンズをニコン純正の24-70mm f/2.8から、私の大好きなVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5に取り替えました。こちらの写真は開放で撮りましたが、周辺減光が視線を中央へ誘導し、いい味となっています。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

西の空が幻想的で、思わずシャッターを切ってしまいました。何だか神々しい眺めです。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

そんな景色を見ながらカメラを構える私の足元には「侘び」と「寂び」を思わせるこの眺め。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

上階から下階を見下ろすと、甲冑が見えたのでファインダーをのぞいてピントを合わせていると、ちょうど観光客の方が通られたのでシャッターを切りました。戦国時代の男の世界を思わせる甲冑と、現代の女性の姿が対比となっていて面白いと思いました。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

先ほど下に展示されていた鯱鉾はとても大きいと思ったのですが、お城の上にあると大きさを感じません。それほどお城が壮大だということですね。

NIKON Z6Ⅱ Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5

さて、これにて伊賀上野城の内覧はおしまいです。

アクセス

アクセス・ルート情報については、Googleマップをご参照下さい。

おわりに

いかがでしたでしょうか、伊賀上野城の内部の様子。
天守閣から見渡す街並みや、歴史を感じる石垣のひとつひとつに、当時の暮らしが偲ばれます。
城内を歩きながら、忍者の気配や昔の人々の息づかいを想像するのも楽しいものです。

名古屋、奈良、京都、大阪からのアクセスもよいので、
ぜひ皆さんも、実際に訪れてお城の魅力を感じていただきたいです。

それではまた、次の旅でお会いしましょう。

参考

本記事内の写真はニコンZ6IIとNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MC、Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ MCの組み合わせで撮りました。以下にリンクを貼っておきます。ご興味のある方は、是非チェックしてみて下さいね。

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