JPEG撮って出し | ニコンのカメラで “フィルムシミュレーション”

はじめに

前回の記事では、富士フイルムユーザー以外の方でも利用できる、フィルムシミュレーションに近い色を再現する無償プロファイルと、その導入方法についてご紹介しました。ただし、使用にはPCおよびLightroomの環境が必要であることが前提条件でした。

今回は、ニコンユーザーの方向けに、JPEG撮って出しで楽しめるプロファイルをご紹介します。Lightroomを使用せず、JPEG撮って出しで美しい色を得られます。最初の導入時のみPCでの設定が必要となりますが、その後はカメラ本体のみで完結させることができます。

本記事では、試用結果や導入方法など、できるだけわかりやすくご案内していきます。

※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。ご了承ください。

写真の比較

導入手順の説明に入る前に、
まずは、私が試してみたサンプル写真をご覧下さい。

・サンプル写真は11セット準備しました。
・11つの写真に対し、3種類のフィルムシミュレーションを当てました。
　また、フィルムシミュレーション以外にも、
　Kodakのフィルムを再現したプロファイル当てましたので、
　それら2種類もあわせて掲載しております。

・いずれも左上から順に、
　・RAW現像(私が適当に現像したもの)　/　Velvia
　・Provia　/　Astia
　・Kodak Gold 100　/　Kodak Portra 100NC
　の並びとなっております。

それではご覧下さい。

Sample.1

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Sample.2

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Sample.3

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Sample.4

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Sample.5

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Sample.6

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Sample.7

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Sample.8

Sample.9

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Sample.10

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Sample.11

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導入の手順

以下の手順で進めて下さい。

1.  「Nikon Picture Control Editor」様のサイト(海外)にアクセスして下さい。
2. サイトの右側にずらっとPicture Controlsが並んでおりますので、
　 お好みのプリセットを選択して下さい。
　 選択すると、Preview写真に反映されます。
　 Preview写真も何パターンも用意されており、変更可能です。
　 Point curveも変更できますので、Previewを見ながら調整して下さい。　
3. 調整が終わったら、その状態でDownloadボタンをクリックして下さい。
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4. PCと記録メディア(以下、カードと記載します)を接続して下さい。
5. カードに「NIKON」というフォルダを作成して下さい。
6. 作成した「NIKON」というフォルダの中に、
　 「CUSTOMPC」というフォルダを作成して下さい。
7. 先ほどダウンロードしたファイル(拡張子 .NPC)を
　 「CUSTOMPC」というフォルダに保存して下さい。
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8. PCとカードの接続を解除し、カードをカメラの1stスロットに挿入して下さい。
9. カメラの「MENU画面」から、
　 「静止画撮影メニュー」→「カスタムピクチャーコントロール」
　　→「メモリーカードを使用」→「カメラに登録」と進み、
　　先ほどダウンロードしたファイルを保存して下さい。
　　これで完了です。
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10. 「ピクチャーコントロール」で、
　　プロファイルを選択できるようになっているはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。是非、皆さんも一度試してみて下さいね。


今回、ご説明しませんでしたが、
過去撮った写真でもRAWデータが残っていれば、
そのデータをカードに保存し、
カメラ内RAW現像でプロファイルを当てることもできます。

本記事が、「理想の色探し」をする皆様にとって、
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

参考

本記事に掲載した写真は、全てニコンZ6Ⅱで撮りました。いいですよ、Z6II。ご興味のある方は、是非チェックしてみてくださいね。

最新機種「Z5II」をお求めの方は、以下をご参照下さい。

それでもやはり富士フイルムのカメラをお求めの方は、以下をご参照下さい。