この夏、カメラ片手にトレッキングやハイキングを計画されている方も多いと思います。今回は、そんな方々への注意喚起として、私自身の失敗談をひとつご紹介します。
ヒヤリハット体験
少し前のことです。2024年3月末、私は長野県南木曽町にある「田立の滝」へ撮影に出かけました。「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑で、駐車場からは遊歩道を1時間ほど登るだけの軽トレッキング。整備された道だった為、油断せずに歩けば問題ないと考えていました。



どこでもありがちなことだと、あまり深く考えませんでした。
この日は撮影機材の装備が重め。まず、「Z6Ⅱ」に「24-70mm f/2.8」を装着し、首からぶら下げていました。リュックにはサブ機の「Zfc」と、レンズは「14-30mm f/4」、「70-200mm f/2.8」、「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の3本、他にも着替えや水筒が入っておりました。右手には三脚も携行しており、フリーなのは左手だけでした。往路と撮影自体は順調で、滝の迫力や水しぶき、森の静けさを十分に堪能することができました。写真も満足のいくものが撮れたので、気持ちよく下山を始めました。


ところが帰り道、滝を出発して10分も経たないところで足を滑らせ、転倒してしまいました。幸い、怪我は擦り傷程度で済みましたが、首から下げていたカメラを思いきり岩にぶつけてしまいました。「カメラもレンズが壊れたか…」と思いましたが、フードが割れただけで済み、本体やレンズにダメージはありませんでした。本当に不幸中の幸いでした。


反省点は「下山時の気の緩み」と「装備の重量」。特に重い「大三元 標準ズームレンズ」を持っての登山・下山は、思っている以上にリスクがあると痛感しました。この時は、レンズを軽量な「26mm f/2.8」に交換し、「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」をリュックに入れ、ゆっくり駐車場まで下りてくることがきました。トレッキング撮影では、行きより帰りにこそ慎重さが求められる──そんな教訓を得た一日でした。
まとめ
大事に至らず、本当に不幸中の幸いだったと思います。
①下山時こそ油断大敵
足元の不安定さや疲労による、注意力の低下に要注意が必要です。
②撮影後も集中を切らさない
満足感のあとに気の緩みが出やすいタイミングです。
③カメラは手持ちよりもしっかり収納
重たいレンズをつけたまま首から下げていると、転倒時のリスクが増大します。
本当に大事に至らず、不幸中の幸いだったと思います。
これから本格的に今年の夏が到来します
この記事が夏を楽しまれる皆様にとって、
少しでもお役に立てば嬉しいです。
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