はじめに
2025年8月13日、家族で長野県の御嶽山と奈良井宿を巡ってきました。御嶽山は登山や自然散策が楽しめる名峰で、豊かな森林と清らかな水、雄大な山岳風景が魅力です。夏の登山は体力的に大変ですが、山頂からの眺めや涼しい空気に触れると、その苦労も忘れられます。登山初心者でも安心して楽しめるルートや駐車場、アクセス情報も含め、家族連れにおすすめのポイントを紹介します。(今回は愛犬連れの為、ロープウェイ頂上駅までで、登山はしておりません)
一方、奈良井宿は長野県塩尻市に位置する江戸時代の宿場町で、当時の町並みが色濃く残る人気観光スポットです。古い街並みや木造建築の魅力を感じながら散策でき、カフェやお土産屋も点在しているので、ゆったりとした時間を楽しめます。歴史的な風情や四季折々の風景を写真に収めるのもおすすめです。
今回の旅では、Nikon Z6ⅡにNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sと、Voigtländer NOKTON 50mm F1.2 Aspherical Ⅱを装着し、夏の自然と町並みの魅力を写真に収めました。御嶽山の雄大な山景や奈良井宿の情緒ある街並みは、カメラを通すとまた違った表情を見せてくれます。家族での思い出を記録しつつ、長野県の観光スポットとしても参考になる内容になっています。
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。ご了承ください。
使ったカメラとレンズ
・カメラ:ニコンZ6II
・レンズ:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、 Voigtländer NOKTON 50mm F1.2 Aspherical Ⅱ
撮った写真
御嶽山ロープウェイ
8時20分頃、名古屋の自宅を出発。中央自動車道と国道19号線をのんびりと乗り継ぎ、約4時間ほどでふもとのロープウェイ乗り場に到着しました。昔から気になっていた場所ですが、今回が初めての訪問です。連休中にもかかわらず混雑しておらず、なかなかの穴場スポット。周囲に目立った観光地が少ないため、足を運ぶ人も限られているのでしょう。

空気は澄み渡り、鳥のさえずりが聞こえ、色とりどりの花々が迎えてくれました。とても心地よい、素晴らしいスポットです。

早速ロープウェイに乗り、山頂駅を目指します。山麓駅から山頂駅までは、全長2,330m、所要時間は約15分ほどで、少し長めの空中散歩を楽しむことができます。料金は往復で、大人が2,600円、子どもが1,300円です。尚、冬季はお休みで、2025年の営業は11月9日までです。

嬉しいことに、愛犬と一緒にロープウェイに乗らせてもらえるんです。実はこれが、私がここを選んだ最大の理由でもあります。愛犬に優しい御嶽山、素晴らしいですね。。料金は犬は往復で500円です。

登って行くに連れ、生息する植物も異なり、照葉樹林から針葉樹林の景色に変わって行きます。

遠くに集落が見えます。福島宿でしょうか。

ついさきほどまで頭上に広がっていた霧も、気づけば私たちの下に見えるではありませんか。

わいわいとおしゃべりしながら過ごしていると、あっという間に空の旅は終わり、山頂駅に到着です。

標高2,150mの山頂駅は、夏でもひんやりと涼しく快適です。駅には展望デッキや休憩スペースが整備されており、ここから遊歩道を歩けば山頂(標高3,067m)へ向かうことができます。ただし、山頂へは登山装備が必要で、愛犬連れは立ち入ることができません。この日は山頂付近が暑い雲に覆われており、景色を望むことはできませんでしたが、山頂駅周辺で小1時間ほど、のんびりと過ごすことができました。
奈良井宿
御嶽ロープウェイの山麓から国道20号線、さらに国道19号線を乗り継ぎ、のんびりと約1時間半走って奈良井宿に到着しました。駐車場に車を止め、さっそく散策です。駐車料金は500円です。

おぉ…これは中央本線ですよ。この線が名古屋まで続いているわけですよ、頭で理解しても、感覚的にピンときませんが。

散策前にお参りしておきましょう。

竹仙堂、お土産屋さんですね。店先の和傘が素敵です。

おぉ…繁忙期と思われるこの時期に「Closed」ですか…1日何食限定で、早々に「Sold out」ということかと思います。

ウチのおふたりさんも楽しんでおられます。妻(左)の斜めがけバッグに愛犬もINしております。
それにしてもご覧ください、左上のレトロな看板を。いいですねぇ、宿場町の雰囲気に溶け込んでおります。

商店街のいたるところに著提灯が下げられておりました。そして暗くなる前16時過ぎにはちらほらと、明かりを灯されておりました。

このお土産屋さん、その名も「わびさび」。現代人が忘れかけている感覚です。

何やら楽しそうな我が家のふたり。お互いに撮った写真を見せ合っているようです。

このような宿場町の風景が南北におよそ1km続いています。

何気ない店先の様子からも、何となくここで暮らしていらっしゃる人々の気配を感じるのです。

いいですねぇこの表札。「本日修行の旅に出ております」ですって。私も職場に貼っておきたいです、永遠に。

提灯に明かりを灯されているところです。

御嶽山ロープウェイ付近と打って変わって、多くの観光客で賑わっておりました。少し雨が降ったせいか、山にモヤが立ち込め、水墨画のような雰囲気をかもし出しております。

いろんな方々が次々に入っては出て行かれる、忙しそうなお店でした。

海外からの観光客もたいさんいらっしゃいました。

中が気になるふたり。こちらはカフェで、店内の奥を和、手前を洋と、うまく折衷されておりました。本日の営業は既に終わっておりました…残念。

お父さんとお母さんが小さなお子様ふたりを連れ、散策されておりました。後ろの山にかかる靄がまた素敵な雰囲気をかもし出しています。

地元のお子様です。何やら店内でお仕事されているお父さんと、楽しそうにお話しされておりました。お店は夏季連休中が繁忙期と思いますので、このご家庭は毎年世間とずらしてお出かけされているのだろうな、と想像しました。

海外にとって魅力的に映る、日本の宿場町の風景。この先ずっと、今のまま残したいですね。

郵便局の看板ひとつとってもレトロで素敵です。

おぉ…「新型コロナ対策」推進を謳う標識です。久々に見ました。いけませんね、我々も「過去のパンデミック」とせず、気を緩めないようにしなくてはいけません。今でも一部の職場や学校で流行っているみたいですからね。

いやぁ…いいですねぇ…この雰囲気。提灯の明かりが灯っていますよ。つい寄って行きたくなってしまいますね。

お店の中から声をかけられ(おそらくパートナーの男性から)、暖簾をくぐって入って行かれる外国人女性。何故か、とても素敵な一瞬だと感じ、思わずシャッターを切ってしまいました。

こちらはお茶屋さんです。時間がゆったりと流れる「古き良き日本の風情」を感じます。額縁構図のようにツタに覆われた店先、軒先の灯り、手入れの行き届いた草花や苔、そして赤い和傘、「侘び寂び」を感じるようです。

スイカは天然水で冷やされています。水が激冷たく、ビールでも冷やせそうな勢いでした。

暖簾に書かれた「ちょっくら寄ってけね」の文字。おそらく、このおふたりは読解できないと思いますが、この後このお店に寄っていかれました。読めなくても伝わるのですね。

我が家の愛犬です。人が多かったので、小型犬用斜めがけバッグの中に収まってもらうことにしました。首だけ出してあたりをキョロキョロ見回していました。何もかもが新鮮で気になっちゃう、という表情でした。

JR中央線くぐる地下道には、素敵な明かりが灯されておりました。

名古屋ではすっかり時期を過ぎた薔薇の花。涼しい気候のおかがでしょうか、たくさん咲き誇っておりました。

木曽の大橋です。奈良井川に架かる総檜造りの太鼓橋です。塩尻市観光協会は、橋脚を持たない橋としては日本有数と述べています。

かの有名な、山口県岩国市の錦帯橋をモデルに造られたそうで、橋下の木組技術が優れているそうです。

近衛兵駐車場の傍らには、C12形蒸気機関車が保存されています。これは、1938年に鉄道省が製造し、1975年に奈良井宿に設置されたそうです。
アクセス
アクセス・ルート情報については、Googleマップをご参照下さい。
御嶽山ロープウェイ
奈良井宿
おわりに
今回の御嶽山と奈良井宿の旅では、家族と一緒に長野県の自然と歴史を存分に満喫できました。雄大な御嶽山の景色や澄んだ空気は、心をすっと軽くしてくれるような感覚で、思わず深呼吸したくなります。そして江戸時代の面影を色濃く残す奈良井宿の街並みは、写真だけでは伝えきれない趣があります。特に奈良井宿は、侘び寂びを感じられる宿場町の風景が約1kmにわたり続き、ゆっくり歩くだけでこころが安らぎ、日々の喧騒で疲れた感性を休めることができます。写真やカメラ好きはもちろん、そうでない方も、ここだけで2時間以上はじっくり過ごせるでしょう。
Nikon Z6ⅡとNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、さらにVoigtländer NOKTON 50mm F1.2 Aspherical Ⅱで切り取った風景は、旅の思い出をより鮮明に残してくれました。どちらのスポットもそれぞれに素晴らしく、自然と歴史の両方を楽しめる充実した旅となりました。
また、次回は国道19号沿いの旅も紹介できればと思っています。長野の風景や歴史を巡る旅の魅力はまだまだ尽きません。
参考
本記事内の写真はニコンZ6IIとVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5 の組み合わせで撮りました。以下にリンクを貼っておきます。ご興味のある方は、是非チェックしてみて下さいね。
コメント