2025年4月27日、妻と娘、そして愛犬と一緒に滋賀県の沖島を訪れました。琵琶湖の東岸に浮かぶ沖島は、淡水湖にある日本で唯一の有人島です。島の面積は約1.5㎢、今も約300人ほどが暮らしており、車のない路地には静かな暮らしの風景が広がっていました。港や坂道、猫たちの姿、洗濯物が揺れる家並み——どこを切り取っても絵になる景色ばかりでした。のんびり歩きながらたくさん撮影してきましたので、写真とともに一日を振り返りたいと思います。
沖島へのアクセス
| 地名 Spot name | 沖島 Okishima Island |
| 所在地 Location | ・郵便番号 Post code:523-0801 ・住所:滋賀県近江八幡市沖島町 Address:Okishimacho, Omihachiman City, Shiga Prefecture ・電話番号 Tel:ー |
| アクセス Access | ・堀切港より定期船で約10分 Approximately 10 minutes by regular ferry from Horikiri Port . ・詳細、沖島倶楽部HPをご参照下さい。 About details, please refer to the Okishima Club website. |
| 営業時間 Open hours | 24時間撮影可能 24 hours shooting available. |
| 通船料金 (渡船) Ship fee | 片道500円 One way 500 yen |
| 駐車場 Parking | 有料駐車場あり (300円) Please use nearby paid parking. (300 yen) |
| 参考HP Reference website | 近江八幡市観光情報サイト 沖島倶楽部 |
The above is the information at the time of writing the article.
Just in case, please check the latest information on the official website.
撮影記録
・日時:2025年4月27日
・天候:晴れ

13時、押切港に到着。
名古屋から東名・旧名神高速を乗り継ぎ、約2時間半かかりました。
名神は多賀インターで下りました。
ひとつ手前の彦根インターで下りた場合、
混雑しやすい彦根市内を通過しなくてはいけない為、
次の多賀インターで下りることにしました。

駐車場に車を止め、沖島行き堀切港通船乗場まで3分ほど歩きます。
通船乗場のすぐ近くにも駐車場はありますが、
観光客は使ってはいけません。
人口300人ほどの島の人々の専用駐車場なのです。

通船乗場に到着しました。
13時に船が出たところで、
次の船が出るのは何と14時。
1時間待ち。
ちゃんと下調べしないとこうなります。
ご注意下さい。。。
小さな待合室はありますが、
トイレも自販機もありませんのでご注意下さい。

穏やかに時間が流れております。
せっかくなのでのんびりこの時間を楽しむことにしました。

地元の方か、もしくはバス釣りの方でしょうか。
ボートで沖島に向かうようです。

14時。
ようやく我々も出航。
島までは10分足らずですので、
船酔しやすい方もあまり心配しなくてよいかと思います。
また、ケージやバックに入れれば小動物も乗船可能です。
我々も愛犬とともに乗せていただきました。

通船はかなり大きく50人以上は乗れそうでした。
ボートというよりフェリーの方がふさわしいかもしれません。
我々の便はほぼ満席でした。

沖島に到着。
通船は我々のような観光客のみならず、
地元の方々の移動手段でもあります。
ご迷惑をおかけしないよう注意が必要です。

最初に目指したのは奥津嶋神社です。沖島の通船乗場から5分ほどですが、途中このような民家の間を通らせていただきます。

地元の方々の生活の場ですので、静かに通過するよう心がけました。

神社はこの階段の上です。階段の段数は20段そこそこですが、角度が急なので転ばないよう注意が必要です。

奥津嶋神社に到着しました。
見て下さい、
こののどかな風景を。
日本家屋が並び、
その向こうには湖が広がっております。
遠い昔に忘れてしまったような、
どこか現実でないような、
まるでアニメの世界に飛び込んでしまったかのような錯覚に陥りました。

ウチの娘さんも大満足のようです。
綺麗な空気を思い切り吸い込み、
『ヤッホー』と叫びたいところでしたが、
ご近所迷惑になりますので
何とか飲み込んだそうです。

奥の鳥居をくぐると上に続く階段があり、
もう一段高いところから景色を眺めることができます。

神社の上から、西側の眺めです。

神社の上から、北側の眺めです。

神社の上から、東側の眺めです。

神社はここまでとし、次のスポットへ移動することにしました。

さて、次は島の北側に向かいます。
再び民家の間を通り抜けて行きます。

玄関先でたまねぎが天日干しされておりました。地元の方の生活感が伝わってきます。

このような路地をひとつひとつ行ってみたくなってしまいます。ドラクエで隠しダンジョンを発見した時のように、ちょっとした高揚感を覚えてしまうのです。

少し広い通りに出ました。

たばこの自販機です。
島内で見かけたのはこの一台のみでした。

沖島コミュニティーセンター前の公園です。
島の至る所に三輪の自転車が見られます。
島内に自動車は一台もなく、
徒歩以外では、
この自転車が主な移動手段です。

喫茶店いっぷくどうです。
今回は時間の関係で立ち寄ることができませんでしたが、
お茶やちょっとした食事を楽しむことができるそうです。
Webサイトもありますので、
上記リンクよりご参照下さい。

この通りを抜ければ島の北側に出られます。
小さなお子様が駆け抜けて行かれたので、
後ろ姿を撮らせていただきました。

こちらモノクロバージョンです。

向こうに見えるのは本州ですね。

島の北側には少し古びた桟橋がありました。
立ち入り禁止の標識やロープなどはなかったので、
先端まで行ってみることにしました。
この広大な景色を眺めていると、
つい琵琶湖上の島に来ていることを忘れ、
海辺にいるかのような錯覚に陥ってしまいます。

桟橋から見た島の家々の眺めです。
水際のテトラポットが意外に小規模だなと思いました。
台風が来ても海とは異なり、
湖の波はそれほど荒れないのかもしれませんね。

オープンカフェ蓮に立ち寄り、
アイスクリームをいただきながら一休み。
まだ桜が咲いておりました。





少し長めの休憩の後、
島を時計回りに一周しようと思ったのですが、
どうやら途中で行き止まりらしく引き返すことにしました。

島の至るところでかわいらしい猫に出会いました。
どなたかに飼われているわけでもなく、
かといって野良さんというわけでもなく、
自由気ままに、
島の皆様とともに暮らしているようです。
近寄ってもこわがらず、
むしろすり寄ってきます。
何か食べ物がほしかったのかな???

お次は島の南側に戻り、湖沿いを東へ移動します。

漁師さんでしょうか。海の男ならぬ湖の男、ですな。

おきしま展望台にやってきました。沖島から堀切港へ向かう通船が見えます。

こういう海に続く路地の写真が、何とも好きなんですよね。海ではなく湖ですけどね。

おきしま小学校です。言わずもがな島唯一の学校です。トイレが使用可となっております。

校舎の傍には、昔使われていたと思われるボートが置かれていました。

なんとも風情があっていいですね。

海側から眺めたおきしま小学校の校舎と校庭です。こういった趣のある風景は、シグマfpで撮るとより雰囲気が出ます。カラーモードはシネマにしました。その名の通り、まるで映画のワンシーンのように感じませんか?

芝生の上に石灰で描かれたトラック。小さなトラックですが、ここを走り回った子どもたちも、やがて広く大きな世界へ旅立っていくのだろうな、と思いました。

ふと見上げると編隊飛行する鳥の群れ。
琵琶湖は様々な水鳥の楽園ですからね。

すっかり時間が経つのも忘れゆっくりしてしまいました。
気づけば16時半を過ぎています。
17時の通船に乗るには、
そろそろ港へ向かわなくていけません。


漁で使われたであろう網が、道沿いに干されていました。

何とのどかな風景なのでしょう。まるで少年時代に戻ったかのようです。大都会で忙しなく生きる中で、いつしか忘れてしまった何かを思い出すかのようです。

ウチの愛犬も、島中よく歩きました。

港まで戻ってきました。

何とか17時発の便に間に合いました。
愛犬は妻が背負うリュックにINしています。

日々、人々を送り続ける操縦士さん。

島を後にしながら、しばし余韻にふけるウチの娘さん。

押切港に到着。
西に傾いた太陽がそっと湖面を照らす中、1日の仕事を終える操縦士さん。
ん?
まだ18時と19時の便があるのかな?
お疲れ様です。
お先に失礼します。

長いようであっと言う間の1日でした。
注意事項
地元の方々の生活の場です。皆様の暮らしを妨げぬよう、静かに歩いて回ることが大切です。
感想
沖島で出会った風景は、どれも静かでやさしく、写真に残したくなるものばかりでした。
家族で歩いた道、猫のまなざし、港の空気。
その一瞬一瞬が、小さな旅の記録として心に残っています。
老後は沖島に移住して生活するのもいいかな、
なんて妄想もしてしまいました。
めまぐるしく過ぎていく日々から少し離れ、
ゆっくりとした時間を味わいたいと思った時には、
是非、訪れてみて下さい。
本記事をご覧いただいた皆様に、
少しでもこの島の空気をお伝えできれば幸いです。
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