コダック経営危機と復活への願い

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はじめに

日経新聞(2024年8月14日付)によると、米国のコダック社が再び経営危機に直面しています。かつてカメラと写真用フィルムで世界を席巻し、130年の歴史を誇った同社は、2012年にデジタル化の波に押されて経営破綻。その後は商業印刷や高機能フィルムなどの先端素材事業に加え、近年では医薬原料にも参入していました。しかし、8月11日付の決算資料では資金繰りに懸念があると公表し、再び厳しい局面を迎えています。

もしコダックがフィルム生産から撤退すれば、写真文化そのものに大きな影響を与える可能性があります。私自身はすでにフィルム写真を撮らなくなっていますが、それでも写真業界と文化のためにコダックには踏ん張ってほしいと強く思います。

今日は、そのコダック独特の色再現をデジタルで再現してみようと思います。私一人ができることは限られていますが、このような形で業界の現状を発信し、少しでも多くの方に知ってもらい、応援する気持ちを広げる一助になればと願っています。

コダックの色 再現トライ

再現へのアプローチ

今回の色再現のゴールは、多くの人に親しまれている Kodak Goldを目指しました。

まずは、以前ご紹介しました海外サイト「Nikon Picture Control editor」の
プリセット「kodak gold 100」を適用し、カメラ内現像を実施。

操作手順など、詳細はコチラの記事をご参照下さい。

その後、LightroomでJPEGデータを微調整。

  • 色温度を暖色に振り、より「Kodak Gold 100」のイメージに近づけます。
  • トーンカーブをS字にし、フィルム特有の浅い色味を再現
  • 切り抜き後の周辺減光量補正で「周辺減光」させます。
  • 粒子を付与し、フィルム写真特有のザラっとした粒状感を付与します。

できあがった写真

こうして完成したのが、下の写真です。

おわりに

何とかコダックには再び立ち上がってほしいと願っています。その象徴ともいえる独特の色再現は、写真文化の宝のひとつです。今回はコダックの色をテーマにしましたが、今後は他のフィルムの色味にも挑戦し、フィルム写真の魅力をデジタルの形でも伝えていきたいと思います。

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