はじめに
豊田市にある足助町は、紅葉の名所として有名な「香嵐渓(こうらんけい)」で知られています。見頃を迎える11月下旬から12月上旬には、約4,000本ものモミジが鮮やかに色づき、観光客や写真愛好家で大変賑わいます。紅葉シーズンには多くの人が訪れる、東海エリア屈指の写真スポットです。
しかし、足助町の魅力は香嵐渓だけではありません。かつて「足助宿」として栄えた歴史ある町並みが今も残っており、宿場町を思わせる風情ある景観を楽しむことができます。四季折々の風景とあわせて、写真撮影にもぴったりの場所です。
今回は、この足助町の古い町並みに焦点を当て、実際に歩きながら撮影してきました。紅葉の名所・香嵐渓とともに、歴史情緒あふれる町並みを写真で記録し、その魅力をお伝えします。
アクセス
| 地名 Spot name | 足助町(あすけちょう)の古い町並み Asuke town |
| 所在地 Location | ・郵便番号 Post code:444-2424 ・住所:愛知県豊田市足助町宮平34-1 Address : ・電話番号 Tel:0565-62-1272 (木曜定休) ※上記は豊田足助観光協会について記載 |
| アクセス Access | ・車の場合: ・東海環状自動車道 豊田勘八ICを下り、国道153号飯田方面へ13km ・猿投グリーンロード力石ICを下り、国道153号飯田方面へ9km ※香嵐渓周辺駐車場をご利用下さい Private car : ・公共交通機関の場合: ・地下鉄鶴舞線 豊田市行き 浄水駅下車、 とよたおいでんバス さなげ足助線(百年草行)約60分 ・名鉄三河線 豊田市駅下車、名鉄バス矢並線(足助行)約45分 ・名鉄名古屋本線 東岡崎駅下車、名鉄バス岡崎・足助線(足助行)約70分 Public transportation : |
| 営業時間 Open hours | 24時間撮影可能 24 hours shooting available |
| 入場料 Entrance fee | なし No fee |
| 駐車場 Parking | あり ・香嵐渓駐車場(約670台)500円(11月は1台1,000円) Paid parking for 670 cars 500yen (November 1,000yen) ・その他、町内各地に駐車場あり。 There are several other parkings in the town. |
| 公式HP Official HP | 豊田足助観光協会 |
The above is the information at the time of writing the article.
Just in case, please check the latest information on the official website.
・紅葉シーズンは大変混雑します。
・名鉄バス 東岡崎行きは19時以降の便がありません。
・香嵐渓駐車場の駐車料金は通常500円/回ですが、
紅葉シーズンの11月は1,000円/回になります。
撮影記録
撮影日:2022年9月24日
天候 :晴れ

足助川沿いに、歴史を感じさせる家々が立ち並んでおります。

岐阜県の郡上八幡に似た雰囲気ですね。

メインストリートです。

ガラス戸の向こうから、狛犬がじっとこちらを見つめていました。RAW現像にて暗部を少し持ち上げまして。

大きな犬の置き物が、窓から顔を出していました。一瞬、本物かと思い、ドキリとしてしまいました。構図は3分割構図にしました。犬の瞳にピントを合わせつつ、奥行き感を出す為、右上にメインストリートが収束するようにしました。明暗差の大きいシチュエーションでしたので、RAW現像にて左の暗部を持ち上げ、右の空のハイライトを下げました。

赤い鳥居と、アサヒビールの看板のある古い建物です。両者の密接具合と組み合わせがおもしろく、一枚撮りました。撮影にオススメな時間帯は、両者が山の影にならない、もう少し早い頃ですね。。。

お釜稲荷です。その名の通り、鳥居の隣に巨大なお釜があります。
ここには以下のような言い伝えがあるそうです。
700年昔、一升釜を下げた老人が現れて、百発百中の予言をなさいました。老人の元には、たくさん村人が教えを乞いにやってきました。老人は、一升釜でご飯を炊いては村人達に振る舞うのですが、ご飯は一向になくなりませんでした。不思議に思った村人が尋てみると、『我は、これより三十里離れた山奥に住む平八稲荷である』と言い残し、姿を消してしました。
それから数百年後、足助の領主・本多淡路守様の夢枕にお告げがあり、淡路守様はこのお釜を探し出して、陣屋の裏に祀られたということです。

なかなか日常で目にすることのない光景です。思わずシャッターを切ってしまいました。ここは何も考えず日の丸構図です。お釜の大きさ伝えたかったので、ついつい近寄りたくなってしまう気持ちを抑え、少し遠目から家屋と電信柱を入れて撮りました。

レトロな看板の並ぶ家屋。『菊石』は豊田の日本酒として有名ですね。『イチビキ』は愛知県豊川市にある醸造メーカーです。味噌・溜作りが起源なのだそうです。

いいですね。バクチク、ロケット(花火)、エンマクですよ。街中はではまず見ない単語です。子供の頃にタイムスリップしたような気持ちになります。

こちらも懐かしい看板ですね。今では、『TOSHIBA』表記しか見る機会がないのではないでしょうか。真正面から撮るというのは、意外に難しいことです。その場では、ファインダーで水準器を見つつ、どの線で並行を出すか意識して撮ったつもりでも、帰ってPCの大きな画面で見ると僅かなズレがとても気になるものです。

最近あまり見なくなってしまった、赤い丸型ポスト。全体の彩度は抑えつつ、赤の輝度を少しだけ上げ、強調しました。

マンリン書店。マンリン小路の入り口にある本屋さんです。元々、お店の屋号が万屋(よろずや)で、当主が代々林右衛門と名乗っていたのが、店名の由来だそうです。書籍、文具の販売だけでなく、ギャラリー、喫茶が併設されております。
・住所:豊田市足助町新町2
・TEL:0565-62-0010
・定休日:木曜定休、水曜不定休
・公式HP:KURA No NAKA Gallery

左はメインストリート、右はマンリン小路です。マンリン書店はこの角地にあります。左の明と右の暗が対比になっていておもしろいなと思ったので、両者を広角で撮り込みました。

足助町や宿場町、自然、町づくりに関する本が多く取り揃えられております。ライトの光を浴びる『足助の昔話』という本は、足助の認知度を向上する為、2006年にマンリン書店の店長が自費出版されたそうです。

こちら有名なマンリン小路。町内でも最も美しいスポットと言われるそうです。SNSでもよく見かけますね。黒い板壁と白い漆喰(しっくい)の対比が素敵です。少し紅く染まる夕暮れ時がオススメです。

こちらは有名なスポットというワケではありませんが、何とも味のある小路だなぁと思い、望遠で切り取りました。

レトロなポストと、優しそうな雰囲気のお薬屋さん。こちらの自動販売機はキャッシュレス対応などの進化をさせず、この先もずっとこのままの状態で保存していただきたいです。

何て素敵な歯医者さんなんでしょう。扉を開けて中に入るだけで、お口の中が健康に、爽快になりそうです。

日が沈むのが早くなりましたね。
さて、足助町の撮影記録は以上でお終いです。
最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

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