2022年8月19日、香川県観音寺市にある「天空の鳥居」として知られる高屋神社を訪れ、山頂からの夜景を撮影してきました。この記事では、撮影スポットのご紹介と、当日の記録を中心にお届けします。
高屋神社は、標高404mの稲積(いなづめ)山の山頂に本宮があり、その鳥居から望む風景は「まるで空に浮かぶよう」とSNSを中心に話題になり、全国から多くの参拝者や観光客が訪れる人気スポットです。映画やCMのロケ地としても使われたことがあり、近年ますます注目を集めています。
神社は、ふもとの下宮、中腹の中宮、そして山頂の本宮から成り、鳥居はまさに本宮を守るように立っています。日中は瀬戸内海まで見渡せる大パノラマ、そして夜には町の灯りが広がる幻想的な風景。時間帯によって異なる表情が楽しめるのも魅力のひとつです。
山頂から見下ろす夜景は、まさに圧巻。
写真が好きな方はもちろん、静かな時間を過ごしたい方にも、ぜひ一度訪れていただきたい場所です。
高屋神社へのアクセス
| 地名 Spot name | 天空の鳥居 高屋神社 (たかやじんじゃ) Takaya Shrine |
| 所在地 Location | ・郵便番号 Post code:768-0002 ・住所:香川県観音寺市高屋町 Address : Takaya-cho, Kanonji City, Kagawa Prefecture ・電話番号 Tel:0875-24-3957 |
| 営業時間 Open hours | 24時間撮影可能 24 hours shooting available |
| 入場料 Entrance fee | なし No fee |
| 駐車場 Parking | あり (無料 約10台) Free parking for 10 cars |
| 公式HP Official website | 観音寺市HP |
The above is the information at the time of writing the article.
Just in case, please check the latest information on the official website.
撮影記録
撮った写真
・ 日時:2022年8月19日
・ 天候:曇り

・焦点距離:30mm (構図より)
・絞り(f値):6.3 (ブレない範囲で、全体的にピントを合わせる為)
・シャッタースピード:1/6秒 (自動)
・ISO感度:100 (ノイズ抑制の為、最低値)

・焦点距離:30mm (構図より)
・絞り(f値):11 (全体にピントを合わせる為)
・シャッタースピード:6秒 (自動)
・ISO感度:100 (ノイズ抑制の為、最低値)

・焦点距離:30mm (構図より)
・絞り(f値):8 (全体にピントを合わせる為)
・シャッタースピード:30秒 (車の光跡を残す為)
・ISO感度:100 (ノイズ抑制の為、最低値)
現地の様子 About spot

山頂には駐車場があり、私も今回は車で訪れました。
ただし、道中は細いヘアピンカーブが続く山道となっており、運転には十分な注意が必要です。安全運転を心がけて下さい。
なお、土・日・祝日はシャトルバスが運行されており、その運行時間中はすべての車両の通行が禁止されています。お出かけの際は、事前に交通規制の情報をご確認のうえ、計画的なご訪問をおすすめします。
シャトルバスの場合:
・バス停:琴弾公園内の有明クラウンド前駐車場より乗車。
・料金:大人(中学生以上):1,000円、小人:500円、
未就学児:大人1人につき1人無料、
2人目からは1人につき500円。
・注意:上記は記事作成時の情報です。
念の為、観音寺市HPで最新情報をご確認下さい。
他にも下宮から徒歩で来ることもできます。所要時間は約1〜1.5時間ほどかかるそうです。

車場から山道をおよそ10分ほど歩くと、視界が一気に開け、有名な鳥居とその先に広がる街並みが姿を現します。眼下に広がる光景を目にした瞬間、胸に込み上げる感動に思わず足が止まり、しばらくその場に立ち尽くしてしまいました。
この日はあいにく雲が多く、空はやや霞んでいたものの、それでも十分に圧倒されるほどの絶景。静かに佇む鳥居と、夕暮れの光に包まれる街の景色が織りなす風景は、時間を忘れて見入ってしまうほどの美しさでした。

鳥居の向こうには、下宮、中宮から続く石段があります。石段は270段です。

瀬戸内海は黄金色に染まっていました。手前の石碑をご覧下さい。「天空の鳥居」と刻まれています。

先ほどと同じ位置から縦で撮りました。

少し離れた位置に移動し、引きの構図で撮影してみました。周囲の雰囲気が少しでも伝わればと思います。頭上には木々が茂り、鳥居の左手には電灯とベンチ、「天空の鳥居」と刻まれた石碑が置かれています。右側にも別の石碑があり、全体としては静けさのなかに凛とした空気が漂っていました。
構図を決めるうえでは、こうした周囲の要素をどう扱うかが大切です。何を画角に入れて、何をあえて省くのか——その選択ひとつで、写真の印象は大きく変わります。

鳥居の向こうには、街の明かりがやさしく灯り、水の張られた田んぼが鏡のように風景を映しています。その先には、穏やかな瀬戸内海の水平線が静かに広がり、遠くに島影も浮かんで見えました。刻々と変わる空の色とともに、景色全体がほんのりと赤みを帯び、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
なお、画面左下がやや不自然に明るくなっていますが、これはすぐそばに設置された電灯の光が強く当たっているためです。現地の雰囲気をそのままお伝えしたく、補正は最小限にとどめています。どうかご容赦ください。

先ほどよりもさらに時間が進み、空は深い青に染まりはじめていました。それに伴って、街の明かりがいっそう際立ち、遠くの家々や道路の灯りが宝石のように瞬いて見えます。日中には気づかない街の輪郭が、夜の闇の中で浮かび上がり、まるで地上の星空のような光景が広がっていました。

真っ暗になった後、鳥居の真正面から撮りました。RAW現像で綺麗な色にしたかたったのですが、納得の行く仕上がりにできませんでした。無念です…。
注意事項
・夜は真っ暗になりますので、懐中電灯をご持参下さい。
・階段で転倒せぬようご注意下さい。
・風で写真がブレぬようご注意下さい。
感想
噂に違わず、山頂からの眺めは素晴らしいものでした。
ただ一点、心残りを挙げるとすれば、当日はやや雲が多く、青空が見られなかったことです。いつか再び訪れ、夏の澄んだ空と、水平線に浮かぶ入道雲を背景に撮影してみたいと思います。
とはいえ、高屋神社は写真愛好家に限らず、誰もが感動できる景勝地といえるでしょう。香川県を訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、高屋神社の近くには、もう一つの絶景スポットとして知られる「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」があります。こちらは海辺に広がる遠浅の浜辺で、干潮時にはまるで鏡のような水面に空が映り込む幻想的な風景が見られます。高屋神社からはおよそ14km、車で約30分ほどの距離にあり、あわせて訪れることで香川ならではの美しい風景をより一層楽しむことができるでしょう。
参考
本記事に掲載した写真は、全てニコンZ6ⅡとNIKKOR Z 14-30mm f4 Sの組み合わせで撮りました。以下にリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は、是非チェックしてみてくださいね。
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